学校法人 湘南ライナス学園

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プログラム

湘南ライナス学園のプログラム(1)

教科等 ねらい 内容
朝の会
  • ソーシャルスキルの育成。
  • コミュニケーションスキル・態度の育成。
  • 時事問題への興味・知識を深める。
  • 日常生活の基礎的知識の習得。
  • スクール生活での不安の軽減。
  • 朝、授業開始前に行う児童生徒・スタッフ全員が集まって行う。主な内容として、日課についての説明・確認、スクール生活での諸問題についての話し合い、約束事の確認等がある。定期的に学園長による、時事問題・全教科の要素を取り入れた小講義も行う。
ホームルーム
  • ソーシャルスキルの育成。
  • コミュニケーションスキル・態度の育成。
  • 仲間意識を育てる。
  • クラスごとに、日常スクール生活の中で起こる諸問題、行事についての話し合い、活動する時間。クラスの目標、約束などを児童生徒、スタッフが共に話し合い、決めていく。
感覚統合
  • 適切な感覚入力、スムーズな動作や感情表出を目指す。
  • 感覚統合理論に基づいた運動を行う。
  • 幼児や小学生を中心に、適切な感覚入力、スムーズな動作や感情の表出を目指す。(主に小学生)。
リソース
  • 苦手分野を補い、得意分野をより伸ばす。
  • 特性に応じた認知訓練(書字訓練、空間認知、手と目の協応)。
  • 苦手な分野を補い、得意分野を伸ばす。
  • その子の特性に合わせた課題をIEPに基づいて行う。
ワーク
  • 自己・他者を正しく理解し、肯定的に受け入れる。
  • 特性、行動、言動等について自己客観視できる。
  • 考える力を伸ばす。
  • 小講義や様々な活動によるグループカウンセリングを行う。サイコエデュケーションを取り入れたエンカウンターグループで行う。活動としてプレイセラピー(コラージュ等)を用いることもある。
SST
  • ソーシャルスキルの育成。
  • コミュミケーションスキルの育成ルール理解。
  • セルフコントロールの向上。
  • 日常生活の中で起きる生活面、行動面、対人関係の問題について、ロールプレイ、ロールテイクを取り入れ、状況理解、自他の気持ちの理解、問題解決方法についてのスキルを身に付ける。各種認知トレーニングを行う。
カウンセリング
  • 自己・他者を正しく理解し、肯定的に受け入れる。
  • 自己の特性(苦手・得意な能力)を正しく肯定的に理解する。
  • 児童生徒からの依頼、または児童生徒の心の状態を観て、即座に学園長、及びカウンセラーが対応する。児童生徒同士の問題が起きたときに、その問題を生かし臨床感のあるグループカウンセリングを効果的に行う。プレイセラピー、ロールプレイ、行動療法など便宣、様々な療法を行う。
プレイセラピー
  • 心の安定をはかる。
  • 自己・他者を正しく理解し、肯定的に受け入れる。
  • IEPに基づき、児童生徒の状態に合わせて、箱庭療法・コラージュ等のセラピーを行う。日々の状態・特性に応じて、心の諸問題の解決と適時行う。自己表現の場。
終わりの会
  • ソーシャルスキルの育成。
  • コミュミケーションスキル・態度の育成。
  • 日常生活の基礎的知識の習得。
  • 仲間意識を育てる。
  • 全授業終了後に行う、児童生徒・スタッフ全員が集まってのミーティング。主な内容として、今日一日に起きた出来事、良かった事、嫌だった事等について児童生徒・スタッフが意見を発表し、ふりかえりを行う。翌日のプログラム等の説明、活動予定についての報告、確認も行う。

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湘南ライナス学園のプログラム(2)

教科等 ねらい 内容
国語
  • 言語を適切に表現し、正確に理解する力を養うと共に、自分の気持ちを互いに伝え合う力を高め、心で感じ、想像し、考える力を育て、国語への意欲関心を深める。
  • 相手に応じて、聞く、話すが出来るように「話し合い」をする。
  • 登場人物の気持ち等を考えるため物語的文章を読む。文章を構造的に明確に読みとる為に説明的文章を読む。
  • 漢字、文法事項、発音、発声、文の構成等を学習する。
数学
  • 考える力を伸ばす。論理的思考力を育む。生きていく力の基礎となるものを身に付け、自信へとつなげていく。
  • 学年にとらわれず、一人ひとり習熟度に応じた個別指導を実施。興味・意欲に考慮しつつ進める。既習基本事項の反復学習により、定着を図る。特性に応じた教材を使用する。
社会
  • 人が生きていく上で必要な衣食住について考え、知識を身に付ける。時事問題について考える機会を持つことにより、身近な生活、社会の仕組みについて興味・関心を深める。
  • 「日本人のすまい」という教材を使用して、現代と各時代の違いについて考えながら学習を行う。
  • 地理、政治経済は、時事問題についてグループで話し合ったり、考える学習を行う。
科学
  • 命をテーマに、生物、化学、物理、農業の内容について、生きていく上で必要な知識を身に付ける。
  • 身近なものに興味、関心を持つことで探究心、追求心を育む。
  • 生物班、化学物理班、農業班に分かれて課題を行う。生物班は、命をテーマに植物・動物の観察を行い興味を深め、生きていく上で必要な知識を身に付ける。化学物理班は化学、物理の内容について、身近にあるものを用い、それを題材に実験し、学習を行う。農業班は、農作業を通して、生活に必要な知識を身につける課題を行う。
英語
  • 英語をコミュニケーションについての学ぶ場として考え、人と接する時の態度を育成したり、他文化を知ることを目標とする。
  • 歌、チャンツ、ゲームを使って、無理なく反復練習し、ビデオ、歌を通して知覚、視覚から興味を拡大させ、フラッシュカードで注意集中しながら単語を覚える。様々のアクティビティで外国の文化に触れる機会を持つ。
音楽
  • 感性を育てる。
  • よりよい発声、呼吸法について学ぶ。
  • 歌唱だけでなく、音楽の要素を取り入れたゲーム等を行う。年度後半は、年一回のミュージカルの中の歌を練習する。
造形
  • 感性を育てる。
  • 創作活動を通して自分を表現することを知る。
  • 身近な素材を利用して、描く、造るなどの創作活動を行う。
保健・体育
  • 命の大切さを知る。自己を知る。自己健康管理能力の育成。
  • 遊び、ゲーム、スポーツでは、身体を動かすことだけでなく、ルール理解をして集団行動がとれるようになることを目的とする。自分の体力、身体の動かし方について知る。
  • 毎日の食生活について、食品群別についての学習、摂取量の目安、食品の成分や栄養価を学習する。各栄養素の性質、生理作用、欠乏症について学習する。
  • 縦割り班(異年齢グループ)を基本にして、昔ながらの遊び、ゲーム、マラソン、スポーツを行い、身体を動かす課題を行う。
家庭・技術
  • 生活する上で必要な知識、スキルを身に付ける。
  • 技術は、道具の使い方の学習からはじめ、身近な素材を利用して木工等を行う。
  • 家庭科は、洋裁、家事について基本的な知識、スキルを学習する。
総合
  • 教科の枠にとらわれず、児童生徒自身の生 活、遊び、自然の中から意欲を引き出し、学習内容を決め、児童生徒の創造的な自己更新の学力を培う。
  • 児童生徒の興味関心、特性に応じてグループになり、テーマについて観察・実地調査・研究を行う。

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A君(小学部4年)のある一日(午前)

8:00 通学訓練 スタッフに地元の駅を出たことを電話連絡する。
スタッフと駅で待ち合わせをして、歩いて登校する。
9:40 朝の会 マラソン 態度よく着席でき、一日の流れを集中して聞くことができる。
今日の自分の体調を考え、自分のペースで走り終える。
10:25 リソース 重なって積まれている積み木(見えない部分)の数を数える。
10:45 算数 算数基礎の問題を6問やる。(繰り上がりのある2桁の計算)
11:30 英語 今日の月日、天気、自分の体調を伝える。絵本にある動物の色を当てるゲームを楽しむ。

A君(小学部4年)のある一日(午後)

12:10 お昼 お弁当を食べ終え、他児とカードゲームをして遊ぶ。
13:00 SST 他児との関わりの中でルールを守りゲームに参加する。この日は、セルフコントロールの要素を取り入れたゲームに参加。
13:45 国語 読み聞かせの朗読を聞き、感想を発表する。漢字の学習では、漢字の読みと意味について手を挙げ答える。
25分間離席をしない。
14:30 終わりの会 1日の中で楽しかったことを話す。机の上、足元の片付けを確認する。
14:45 下校訓練 図鑑を手に持ち、植物の名前を調べながら、スタッフと共に駅まで歩いて帰る。

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基本時間割表

小学部(高学年)
 
リソース
特活
リソース
特活
科学 リソース
特活
リソース
特活
国語 算数 科学 英語 総合
算数 英語 科学 算数 総合
英語 音楽 技家 造形 SST
実用 ワーク ワーク 造形 体育
体育 社会   国語  
小学部
中学部
 
リソース
特活
リソース
特活
科学 リソース
特活
リソース
特活
国語 数学 科学 数学 選択
数学 国語 科学 英語 SST
英語 選択 選択 社会 保体
選択 英語 技術 ワーク 総合
保体 音楽 ワーク 造形 総合
    特活 造形  
中学部

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将来を見越した教育支援

将来を見越して、長期的なスパンで、レベルや特性に合わせた地域の中における実習や訓練を充実させます。得意な能力のある生徒については、その特性を伸ばし、高等教育に向けて専門分野の指導者による指導が受けられるよう配慮をします。特性を早期に分析し、ハンディも個性の範疇として捉えつつ、良い面を伸ばすための指導を行います。

高等部での学び(コース選択制)

*入学してくる生徒の学びに合わせて、特性を伸ばし、高等教育に向けて専門分野の指導者による指導が受けられるよう配慮します。

*そのために、特別専任講師が指導に充たるとともに、必要に応じて専門家がジョブティーチャーとして授業に参加し、進路を固めていきます。
専門家による指導(非常勤講師、ボランティア他)
地学:濱田 隆士(理学博士) 生物:吉崎 眞里
科学:吉崎 芳郎(工学博士) 農業:高木 泰信
造形:熊沢 淑子(画家) 英語:鈴木 啓子          その他

*コース選択制(入学してくる生徒に合わせて)
○農業コース:教科一般、土木、栽培(果樹・花)
○情報処理コース:教科一般、パソコン(ハード・ソフト)
○芸術コース:教科一般、音楽系、美術系、クラシックバレエ、創作活動
○体育コース:アーチェリー
○第2外国語(選択):タイ語、フランス語
○教科学習中心コース:教科一般、文科系、理科系

*実習(校内外、社会での勤労・職業訓練)
○農業実習:土に触る、作物の世話、作物の収穫
○作業実習:収穫から流通ルートを経て店舗へ
○店舗実習:流通ルートから店舗にて販売、接客まで

*高等部は卒業後の進路が見通せるまで教育を続けます。そのために、就学年齢を越える場合もあります。

保護者・家庭の支援を重視

子どもへの理解・対応の仕方がわからず、結果として不適切な対応をしてしまうことで、子どもに悪い影響を与えてしまったり、周囲の無理解から子育ての仕方が悪いなどと非難され、保護者自身が孤立してしまったりする等の悪循環により、子ども、そして家族が追い込まれるケースが非常に多く見られます。このようなことから、コンサルテーションからピアカウンセリング、家庭療法まで、子どもへの理解・対応の仕方を学習したり、保護者の自己成長を促すことを目的とした学習会を行う等の支援を行います。
家庭と学校が同じ方向を向いて、個々の状態や特性に合った支援を行えるようにしています。

IEP会議各専門者メンバー及び専門スタッフ
教育: 濱田 隆士(日本科学協会理事長、東京大学名誉教授)
心理: 杉渓 一言(日本家族カウンセリング協会会長、日本女子大学名誉教授)
医療: 金野 公一(小児精神科(発達)医師、横浜市南部地域療育センター前所長)
福祉: 石川 瞭子(川崎医療福祉大学助教授、社会福祉学博士、臨床心理士)
教育心理: 吉崎 真里(日本カウンセリング学会認定カウンセラー、家族相談士)
カウンセラー: 成瀬 美恵子(家族相談士、スクールカウンセラー)
研究員: 竹崎 登喜江(臨床心理士、スクールカウンセラー)
江副 和香子(カウンセラー)
井内 絵美(産業カウンセラー)

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